中島さんから、「マキバブラシ」という名で、ブラシノキの写真が届いた。沖縄ではどうもマキバブラシと呼ぶようである。図鑑をくってみたが、マキバブラシの記述はなく、ブラシノキとの違いがよく分からなかった。ご存じの方はお教え下さい。
いつもながら迫力のある写真である。真っ盛りの、赤い花糸と吹き出るような葯の黄色に圧倒される。形はといえば、まさに試験管を洗うブラシにそっくりである。オーストラリア原産の木で、明治時代に移入され、今は本州でも見ることが出来る。
学名はCallistemon speciosusで、フトモモ科ブラシノキ属である。学名そのままにカリステモンとも呼ばれる。
多数の花が輪状に連なっており、雌蘂が1本と無数の雄蘂が出ている。