梅本さんが、アワブキの花を送って下さった。山地で見られる落葉高木で、花はまだ開ききっていないが、これから梅雨の合間に、白い花を輝かす。秋には沢山の赤い実となる。以下は梅本さんの解説です。
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和名 : アワブキ
学名 : Meliosma myriantha
科名 : アワブキ科アワブキ属
「アワブキ」と云う、名から連想する様に、本種は枝を「焚き木」にすると、切り口より、泡を吹くのでこの名があります。「あわふき」と云う方言は各地にあります。
本州、四国、九州などの山地の谷沿いに多く生育します。暖帯性の落葉高木ですので、青森以南に分布します。本来、本種は庭公園などには用いませんが、なかなかどうして、美しい樹種であります。土質もあまり選びません。また其の特徴の一つに、洋紙質の葉の美しさがあります^^。画像の様に、樹幹が立ち、樹形はやや粗雑ですが、個性的な樹木です。
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京都府立植物園の生態園にあるアワブキの花と実を写そうと苦労したが、暗いのと花の時期にうまく合わず良い画像が撮れなかった。それでも一応蕾から開花までを掲載しておこう。アワブキの花は、大層変わっていて、5弁の花弁の内2枚が細く、3弁のように見える。雄しべも5本の内、2本は正常で残りは鱗片状になっている。花と、秋の赤い実の写真は次の機会にきちんと撮りたい。(2001.6)
以下は京都府立植物園のアワブキ(2001.6.1)
まずは、4月の蕾
続いて5月の蕾
そして、6月の花-特徴がわかるだろうか?
葉と幹