久しぶりに豊中の「都市緑化植物園」を訪れた。屋外には殆ど花がなかったが、温室では色々な花を見ることが出来た。キョウチクトウ科と書いてある木の花に興味を引かれた。
キョウチクトウ科の木は、本州ではテイカカズラ程度で、あとは江戸時代にインドから渡来したキョウチクトウをよく見るだけである。しかし、キョウチクトウ科は熱帯を中心として、200属2000種以上の種類を誇る大きな種である。事実、石垣島では、「アリアケカズラ」や「プルメリア」は代表的な木である。
アマランダはアリアケカズラに似た黄色の花を付けるが、やや小振りで長さは4cm程度である。蔓性の低木で、暖かいところでは一年中花を付ける。
学名はAllamanda schottiiで、キョウチクトウ科アリアケカズラ属である。熱帯アメリカの原産。