タイワンスギ、タイワンニンジンボク、タイワンアマチャなど、台湾の付く木は多い。ショウナンボクはタイワンという名前こそ冠さないが、タイワン特産で、タイワンの主要五木に入る重要な木である。500-1900mの暖地の森の主要な常緑樹である。20mを超す高さになり、材として重用される。
学名はCalocedrus formosanaで、ヒノキ科ショウナンボク属の常緑高木で、英語名をyellow-flesh treeという。
2月のまだ未成熟な雄花の蕾
葉の裏に白い気孔帯が見える
老樹の幹(左)と若い幹(右)