梅本さんからの写真です。紅葉の花と言っても色々の形のあることが解ります。サクラと言ってもウワミズザクラのような花もありますが、オガラバナはそのウワミズザクラに似て、穂状の花を付けます。ホザキカエデと言われる所以です。以下は、梅本さんによる解説です。
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和名 : オガラバナ
学名 : Acer ukurunduense
科名 : カエデ科カエデ属
分布 : 北海道、本州中部以北、四国、千島など
オガラバナは、ホザキカエデの別名を持ちますが、之は画像の様に花序が10cm位の穂状(総状花序)に、直立してつく所から来ています。漢字では、「麻幹花」と書き、之は材がオガラ(麻の幹の意)の様に柔らかい所より来ています。
山地から亜高山帯に自生しますが、之を撮影した群馬県の本白根山周辺でも、結構標高の高い場所に生えていました。成長も早く、樹高は3~8m程に成ります。本種に始めて出会ったのも、やはり群馬県でした。少し変った印象を持つカエデだな・・・と思った事を思い出します。
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八幡平の湿原を歩いて、オガラバナの翼果を見つけました。2002.8.17)
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電脳中年Aさんから、とてもよく解るオガラバナの写真が届きました。6月26日に美ヶ原高原で写されたと言うことです。
「電脳中年Aのプライベートな居所」というホームページには空・海・港・花・山など沢山の綺麗な写真があります。(2005.6.26)
8月の八幡平湿原のオガラバナの翼果
梅本さんの写された7月の花
電脳中年Aさんから送って頂いたオガラバナの花(2005年6月)